救急車の適正利用について
救急車の適正利用について
近年、救急車の出動件数は増加傾向にあります。救急統計では、救急車で搬送された患者の約半数が入院を必要としない軽症という結果となっています。救急車の台数には限りがあり、このままでは緊急に救急車を必要とする人の元へ救急車の到着が遅れることが予想されます。症状が軽く緊急性がない場合は、自家用車や交通機関、民間の患者等搬送事業者の活用をお願いします。
次のような時は、119番通報する前にもう一度考えてください
- 念のため病院で検査したい
- どこの病院へ行けば良いのかわからない
- 入院予定日だから
- 早く診察してもらえるから
- 紙で手や指を切った
こんな時には迷わず119番通報してください
- 意識がないとき
- 呼吸困難のとき
- 胸が痛いとき
- 激しく頭が痛いとき
- 顔半分が動きにくく、しびれる
- 呂律がまわりにくくなり、うまく話せない